この度は、日頃HOPを応援してくださっていることで社内でも有名な青木様にオウチStoryを御聴かせいただきました。
インタビューをお願いをしたときには「取材の時期については、景色が綺麗な6月中旬〜下旬でお願いしたい。平日でも取材の為なら仕事休みます!」と熱いお返事をいただきました。
お会いして初めの一言は「朝目覚めたときに、森を見たかったんです」そのお言葉どおり、爽やかな初夏のリビングから見える風景は、森の中そのものです。
光と緑に囲まれた理想のシチュエーションは、毎日が幸せで心豊かな人生へ導いてくれることを想像できました。
当初は、戸建の計画というのは全く無く、たまたま分譲していたマンションを見学していたところ、何故かマンションの営業の方が、「家を建てるなら、藤田工務店がお勧めだよ」とHOPを紹介してくださったそうです。
しばらく経って、宮の森にオープンしていたHOPモデルハウスにご来場くださいました。
そこで出会ったのが企画設計の渡邊さん。
イメージしていたような、しつこい売り込みもなく熱心に説明をする姿に強い「愛社精神」を感じていただいたようです。
意外なきっかけから、ゆっくりと青木様のオウチStoryが始まりました。
HOPの家をご覧いただいてから、日が経つに連れだんだんと家を建てたいと思う気持ちが強くなり、住みたい場所や、どんな家に住みたいのかということをイメージするようになってきました。
引き寄せられるようなタイミングで、石出社長の「住宅セミナー」に参加し、家づくりにおいて、ご夫妻が求めていたのは「形」ではなく「空間美」だということに気付くきっかけになりました。
ご夫妻が大学卒業後に、ご主人が大阪、奥様が東京で別々の就職先で半年間の研修を受けていたときに、1月に2回京都で会って休日を過ごされていたそうです。そのときに京都をゆっくり廻り日本ならではの質の高い趣ある建築物にふれたことで、自分たちの住まいも温故の心で誰しもが安らぎを感じることが出来る隠れ屋のようなものにしたいと思うようになりました。
煩雑な時の流れの中で、ふと足を止め心身から安らげる空間があること、それこそが結婚前からのご夫婦の理想であったようです。
家造りへの気持ちは固まったものの、実際に今の土地と出会うまでの道のりは紆余曲折があったようです。
「渡邊さんはとてもフットワークが軽く、決して押し売りをすることがなかったので、納得するまで土地を探し続けることができました。」
様々な立地をイメージしながら、決定づけたのはHOPの代表的な作品「30年目の森」のG邸でした。
深い緑の中にそっと佇む建物をご覧になった青木様は「石出社長の言葉にある〜古くならずに深くなる〜ことを確信しました。」と仰います。
妥協せず探し求めた土地とようやく出会い、いよいよ理想の家づくりのスタートです。
まず最初に設計の渡瀬さんには、外からは一見、住宅には見えない建物、空間には「安らぎ」を希望しました。
設計の渡瀬さんは、その強い思いにプレッシャーを感じながらもご期待に答えたい一心で完成した外観が夜中にぱっと閃いたものだといいます。
ご主人は小さい頃から建築に興味があり、遊びといえば設計図をおこしレゴ・ブロックで家を納得するまで作るようなちょっと変わった子供だったそうです。実際にこれから住む家をつくる過程は本当に楽しかったようです。
住宅の細部には青木様の心配りを感じます。
お客様が来られたときに、少しでも喧噪から離れ、寛いでいただいたいという気持ちを込めて、玄関のアプローチを長くしたそうです。
確かに、雰囲気の良い旅館や料亭に訪れたときのように、ゆっくりと歩く数秒はとても貴重に感じました。
大の木工細工好きというお二人は、これまで旭川、富良野、美瑛での素敵なコレクションがありました。
どれも優しくて心あたたまる作品ばかりです。もしかして、お二人とも前世は木の妖精だったのかもしれませんね。
お引渡し後もHOPの活動にご賛同いただき、植樹活動や端材を使った木工教室にも積極的に参加くださっております。たくさんの笑顔は、私たちにとって元気の源です。
建物が完成して、青木様の理想とする上質感、空気感は実現したのでしょうか。
「よく家は3回建てて、ようやく満足できると言われますが、我が家はそんなことは一切なく、十二分に満足しています。」と、迷わずご返答くださいました。
ここまでHOPのことを思ってくださっているお客様に巡りあえたことに感謝の気持ちがこみ上げてきます。また、その大きな期待に是非ともお答えするのが私たちHOPの使命です。
最後に、青木様のお言葉をそのままお伝えいたします。